ゆるりんちゅ

HSP風味の社会人です。ゆる~りお気楽を心がけて生きています♪ 妄想が爆裂するとお話を書いたりします

毒親伝⑮

 

紫電一閃編】

「結衣さん、抱え込んじゃダメだよ。

 結衣さんの心のままに生きて。
 無理なら投げ出したっていい。
 

 誰も結衣さんを責めないし、

 責めるようなヤツがいたら私が許さない」

 

度々、真剣に伝える私に

結衣さんはふんわり微笑んで。


「ありがと、美月ちゃん。

 私、後悔しないように

 できるだけ頑張ってみる。
 

 大丈夫。

 ムリだと思ったら私自身と灯を

 一番に考えるから」

 


その後、結衣さんは仕事に、家事に、

灯くん溺愛に…とくるくる大忙し。

 

お仕事は天職とも思えるご縁があったようで

「やりがいがあって、

 毎日がとても楽しくて充実してるの」

瞳をキラキラ✨させていました。

 


灯くんも大学入試の時期を迎え、無事合格。

結衣さんは合格の嬉しさと離れる淋しさに

毎日号泣していました。

 

春、灯くんは東京へ。

結衣さんはご両親と3人で暮らす日々になりました。

 

身体が不自由な結衣ママの苛々と、

結衣ママ優先に暮らす結衣パパの鬱憤の矛先は

どうしても結衣さんに向けられます。

 

それまで灯くんの手前、

それなりに気を遣っていた(らしい)

結衣パパ結衣ママの横暴さがますます酷くなったようで…

 

突如、結衣さんはご実家と縁を切ることになりました。

紆余曲折を乗り越えて悩み抜いて…
結衣さんも深く傷ついた結果の選択だったようです。

 

言葉の棘や、キツい態度、心ない思いが

結衣さんのココロにぽたぽたと雫のように溜まっていって、

ある日許容線を越えてしまったのです。

 

あふれでた思いは とどまることを知らず、

一気に堰を切ってしまうんですもの。

 

 

 

 

٩(๑•̀o•́๑)و チカラになりたいんだよう☆

 

 

(*n''∀'')nやった~ 
でも (。•́ - •̀。)さみしい~

 

 

(ㆆ_ㆆ)…もうムリだよ、ツカレた

 

(๑• ̀д•́ )✧+° …決めたっ
悩んだけど…振り向かない