二人揃って挨拶をしたため、
交際を禁じることはなかったそうですが、
結衣ママのネチネチ厭味攻撃は続いたそうです。
その頃、元旦那さんはマルチ商法に
のめり込んでいました。
とはいえ、結衣さんは元旦那さんの異変に
気づかなかったそうです。
「きちんと恋愛経験を積んでいれば、
おかしいな？って違和感があったんでしょうけど、
全然気づかなかったの」
「事業が軌道に乗ったから会社を辞める」と
元旦那さんにいわれ、
「順調なら良かった ♪」と
のんきに喜んだ結衣さん。
一方、どれだけ厭味を浴びせても別れないことに
痺れを切らせた結衣ママは、
二人の結婚を阻止すべく、
結衣さんにお見合い話をゴリ押しします。
何度断ってもしつこい結衣ママに、
「嘘はつけないから、お見合いの席で
『交際している人がいます』って言いますけど、
いいの？」と
啖呵を切る結衣さん。
【家を出たい！ 家族から離れたい!!!】
結衣さんの思いは日増しに強くなり…
とあるデートの夜、
二人はそのまま駆け落ち同然に家を出て
入籍してしまったそうです。
結衣さん23歳。
元旦那さんは5歳年上の28歳。
元旦那さんが借りたアパートで
新婚生活を送ることになりました。
もちろん、結衣パパ、結衣ママは激怒！
勘当され、
帰る実家を失くした状況での新婚生活でした。
楽しい新婚生活も束の間、
元旦那さんはイライラし始めます。
「まとまったお金がすぐ必要なんだけど…」
「明日までに仕入れないとヤバい」
そんな言葉に、
結衣さんは自分の貯金を切り崩します。
元旦那さんが多額の借金を重ねていることが
発覚したのと時を同じくして、
灯くんが結衣さんのおなかに宿ったそうで…
